「日本の家 1945年以降の建築と暮らし」~その3~
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の話の続きの続き。
今回は展覧会についての感想、のような徒然です。
何も予定のなかった休日に思い立って出かけた展覧会でしたが、
たまたま予定されていたギャラリートークに参加することができました。
ラッキー♪
※キュレーターの方が展覧会を説明してくれるのです!
この展覧会を企画された方が解説してくださるとあって、
冒頭からいろいろと興味深いお話を伺えました。
中でも「なるほどな~」と思ったのが、
「今、日本には世界的に活躍している建築家が何人もいるが、
他の国の建築家と違うのは、キャリアの中で『住宅』を手掛けていること」
「『住宅』を手掛けている経験が、公共施設のような大きな建築物の設計にも活かされている」
というお話。
一般的に
住宅はそこに住む人のための建物。
公共施設はたくさんの人が使う建物。
ですよね。
前者は独自性が強く、後者は汎用性が求められることが多いと思います。
ある住まい手が使う建物(住宅)を、
その人にフィットするように設計する経験が、
多くの人が使う建物の設計に活かされるとしたら、
暮らし方を考えることって建築を考える礎になるんだろうなと考えた次第。
快適な空間を考えることの意義深さを感じるとともに、
もっと多くの人に「家の快適さ」を追及してもらえたらいいなぁと想いを馳せてみたり。
お手伝いする機会を増やすぞ!と意気込みが新たになりました(^_^)/
443kikaku | なかむらよしみ
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※写真
東京国立近代美術館の4階にある「眺めのよい部屋」。
すっごく落ち着く休憩室です。
《リンク先一覧》
2017年7月19日(水)から2017年10月29日(日)まで東京国立近代美術館で開催中の企画展。
東京国立近代美術館の館内ガイド。