“昭和の竜宮城”に行ってきました
- yoshiminakamura
- 2017年12月20日
- 読了時間: 2分

百段階段ってご存知ですか?
ホテル雅叙園東京内にある東京都指定有形文化財です。
1935(昭和10)年に建てられた建物で、
ホテル雅叙園東京の前身である目黒雅叙園3号館にあたるとのこと。
7つのお部屋を、99段の長い階段廊下が繋いでいる面白い造りです。
何よりも面白いのが、各部屋のデザインの違い。
柱に立体的な彫り物が施されていたり、
鏑木清方が手掛けた部屋もあってビックリ!
そして「和室」=「落ち着いた造り」かと思いきや、
天井や欄間に大きな絵が鮮やかな色彩で描かれているお部屋がほとんどなので、
どちらかというと派手な印象です。
華やかな螺鈿が用いられているお部屋もあって、
ちょっと中国風の印象も受けます。
昭和の竜宮城と呼ばれていたそうなので、
それも然りとキョロキョロしながら館内を回りました。
鮮やかな色や煌めく素材を使うと、
和の空間を損なわず、華やかさを加えることができますね。
443kikaku | なかむらよしみ
・・・・・・・・・・・・・・・
※写真
上
カフェラウンジ「パンドラ」からお庭がよく見えます。
アフタヌーンティー行きたいな^^
左下
百段階段に行くために乗るエレベーターは螺鈿尽くしの装飾!
右下
お手洗の扉には螺鈿で形作られた千鳥♪
《リンク先一覧》
食事つきの見学ツアーを利用するか、各間を会場とする企画展に足を運べば見学できます。
Comments