和柄発見!? その2 ~格子(こうし)~
京都でお庭を眺めていたら、
砂に書かれた格子柄を発見。
市松模様と網代格子をミックスしたような模様と、
網代格子とブロックチェック(これは洋柄の一種とされていますね))をミックスしたような模様です。
市松模様や網代格子は格子柄の一種です。
そして、日本でいうところの「格子柄」は洋風に言えば「チェック」。
市松模様は英語ではチェッカー(チェッカーフラッグのチェッカーですね!)と言われますし、
網代格子はバスケットチェックと呼ばれます。
格子柄は直線的な柄なので、すっきりとした印象を与えるのと、
日本庭園にや和室で目にするとちょっとモダンな雰囲気を感じさせるのが特徴です。
同じ和柄(日本の伝統模様)でも以前取り上げた青海波(せいがいは)とは印象が違うのが面白いですね。
特に格子柄は前述の通り、洋柄にも共通の柄があることもあって、
和風であってもちょっと洋風なテイストも感じさせる現代的な空間を演出できます。
街中での和柄、洋柄探し、ハマりそうです^^
※デジタル大辞泉より
格子(こうし):
細い角材や竹などを、碁盤の目のように組み合わせて作った建具。戸・窓などに用いる。
443kikaku | なかむらよしみ
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※写真
上(左端):京都、永観堂のお庭。
下(左端):京都、東福寺のお庭。西庭、北庭には市松模様の植栽があります。