「フローリング」の種類と特徴を簡単に。。
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フローリングの表面が木じゃない(ことがある)なんてショックだわ―と思ったわたし。
以下復習。
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そう! フローリングと呼ばれる床材の表面は、
木じゃないこともあるのです!!
「フローリング」と呼ばれる床材は以下の3パターンがあります。
※( )内は通称。各床材のメーカーさんによって呼び名が違います。
1.全部木でできたもの(無垢フローリング)
2.表面に木のシートが貼ってある物(突板フローリング)
3.表面に木目のプリントをしたシートが貼ってある物(シート貼りフローリング)
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種類があるっていうことはそれぞれ違いもある訳で、、
1.無垢フローリング
〇木の持つ質感や特徴を生かせる(木の種類によって違う表情を楽しめる)
〇経年変化を楽しめる
〇断熱性がある
〇調湿機能がある
〇足触りがよい
〇重厚感がある
〇化学物質の使用が少ない
×木の種類によって度合は異なるが、収縮が起こる(反りやゆがみ、割れの発生)
×水に弱い
×お手入れが必要
×施工が難しい
×比較的高価
2.突板フローリング
〇木の持つ風合いを楽しめる
〇経年変化を楽しめる
〇バリエーションが多い
〇湿度・温度に強く、反りやゆがみが生じにくい
〇基材によって防音性や耐久性など性能が付加される
×表面の木材部分が薄く、傷がつくことで基材が見えてしまうことがある
△接着剤等の化学物質が使用されている
3.シート貼りフローリング
〇デザインの幅が広い
○傷がつきにくい
○メンテナンスが容易(ノンワックス)
〇基材によって防音性や耐久性など性能が付加される
〇施工が容易
○比較的安価
×足触りが固い
×冷たい
×木目がパターン化されているため、見栄えが劣る
△接着剤等の化学物質が使用されている
と、こんな感じでいろいろなメリット、デメリットが挙げられますが、
好みの違いとはいえ、わたしは無垢材の床が好きです^^
無垢材の雰囲気の良さは見てわかるし、
歩行性(足触りの良さ)はハッキリとわかると思います。
お部屋の過ごし方、使い方によってどの床材を選ぶか考えるのが大切ですね!
*まとめ|フローリングの種類*
単層※1 ― 無垢(一枚板)
複合(複層)※2 ― 突板(表面が0.3㎜程度の木材)
― 挽板(表面が2.0㎜程度の木材)…表面が分厚い分、無垢材に近い味が出る
― シート(表面がプラスチック材)
※一枚板=層が一層=単層
※材料を重ねている(表面+基材)=層が複数=複合(複層)
443kikaku | なかむらよしみ
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※写真
無垢フローリングの断面。
木の種類によって重さも全然違います!