収納のあり方について ~オープン収納~
今務めている不動産会社では、
「賃貸物件のリフォーム提案」もお仕事のひとつ。
ここ数年は古い押入やクローゼットの扉を外して、
扉のない収納スペースにリフォームするお部屋が増えています。
理由としては、、
1.扉(建具)は(意外と)値段が高い
2.時代ごとにデザインや色味が違うため好みがわかれる
というようなところでしょうか。
2.の時代の流れでいうと、
今、扉のない収納スペースが流行っていると言えるかもしれません^^
オープン収納にはメリットもあります。
1.湿気がたまりにくい
2.必要な物を取り出しやすい
3.整理整頓しやすい(見えるからきれいに整える心理が働きやすい)
ちなみに、「とはいえ丸見えは困る…」という方に配慮して、
扉のあるべき場所にカーテンレールを設置
という対策を施しております(勤め先では、です)。
また、当然住まい手によって持物や、
収納したい物が違うので、
棚板は可動式です。
自分でお家を建てるとき(リフォームするとき)は、
自分のライフスタイルや使い勝手を考えて、
収納をどうするか決めればいいわけですが、
賃貸物件のように不特定多数の方が暮らす賃貸物件は、
「多くの人が使いやすい」という観点で考えてプランニングしているのです。
ちなみに、先日遊びに行った友人の家も、
廊下に面した収納の入口はカーテンで仕切られていました。
カーテンは薄手の生地を使っていて、
風や人の動きでフワフワと軽やかに揺れるので、
廊下の“壁に挟まれている”圧迫感が軽減されていました。
収納の扉がないのはアリですよ^^
443kikaku | なかむらよしみ
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※写真