暑いときは涼しい色! ~色のはなし その1~
「青を見ると冷たさを感じて、赤を見ると暖かさを感じる」。
これって感覚的に共感していただける方が多いのではないでしょうか。
生理学の観点からも視覚による色の影響が認められているそうです。
涼しげに感じる青色には以下のような効果があるとか。
・血圧、脈拍が下がる
・呼吸数が減少する
・筋肉緊張が減少する
・自律神経系統を鈍らせる…などなど
寒色と言われる「青系の色」。
暑い季節には色で涼を取るのもいいですよね。
カーテンやテーブルクロス、ランチョンマット、
ラグやクッションカバー…
こういったもの(インテリアファブリック※)の色を青系のものに変えるだけで、
お部屋が涼やかな印象になります。
特にカーテンやラグは室内に対して大きな面積を占めるので効果は大きいです。
併せて素材を軽いもの(リネンや薄い生地のもの)を選ぶと、
軽やかな印象が暑さを軽減してくれるはず!
お試しあれ♪
※デジタル大辞泉より
ファブリック:織物。編物。布地。
443kikaku | なかむらよしみ
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※写真
今回の記事の参考文献『色の本棚3/視覚デザイン研究所編』。
実は小学生(たしか6年生くらい)のときに母にねだって買ってもらった本です。
当時から色や配色に興味があったんだと思うとなんだか不思議な感じがします…笑